~避難所での衛生管理の重要性と次亜塩素酸水による災害対策〜
こんにちは。先日は久しぶりに東京でも雪が積もり、少なからず交通機関へも影響が出ておりました。昔に比べて東京で雪が積もることは少なくなりましたが、近年、全国各地で自然災害が報道されているように感じます。特に大規模な地震や台風、豪雨などは起きない事が理想ですが、自然災害が多くなりがちな日本の風土では、万一の避難生活に備えておくことも重要ではないでしょうか。
例えば避難所での生活が続くと、物理的な不自由だけでなく不安による精神的なストレスもかかるため、免疫力が低下して新型コロナウイルスなどの感染症や、ノロウイルスなどによる食中毒が発生・拡大する可能性もあります。感染症のリスクをゼロにすることはできませんが、できるだけ《感染経路を遮断する対策》を構築しておくことが求められます。
感染症や食中毒において、予防の基本は《手洗い》や《身の回りを清潔に保つこと》になりますが、避難所のような施設では通常通りの設備が備えられているとは限りません。
そこで災害対策の1つとして、「ジクロメイト」を避難バッグに入れておくことをお勧めします。ジクロメイトは水に溶かすだけで、「適切な濃度の除菌液」を調製できます(※)。手洗いや食器、身の回りの持ち物だけでなく、タオルや衣服、靴などをキレイにするためにも使えます。共同トイレは感染症が広まる原因になる可能性がある場所ですが、トレイの使用前に使うのも効果的かもしれません。
ジクロメイトは保管スペースが不要で長期保存も利くので、避難生活の備えだけでなく、キャンプや登山でも応用が可能です。いつでも、どこでも、簡単に、適切な濃度&必要な量の次亜塩素酸水を作れる特性を活用してみて下さい。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
月刊フードケミカル 副編集長 立石亘
【関連サイト】
○厚生労働省「災害時における避難所での感染症対策」
○一般社団法人日本感染症学会「避難所における感染対策マニュアル」
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