こんにちは。前回の投稿から間もないですが、厚生労働省・経済産業省・消費者庁が連名で公表している「次亜塩素酸水」を使ってモノのウイルス対策をする場合の使用方法について、リーフレットの改訂(2021.11.30)がなされていますので、早めに情報をお届けいたします。
感染症対策に次亜塩素酸水をご活用の際は、ぜひご参照下さい。
【参考】
新型コロナウイルス対策:「次亜塩素酸水」を使ってモノのウイルス対策をする場合の使用方法
【厚生労働省HPより引用】
注:感染症対策に「ジクロメイト」をご利用の方へ。
「ジクロメイト」はジクロロイソシアヌル酸ナトリウムのタブレットを水に溶かしたものですので、リーフレットの表面(拭き掃除の場合)を参考にしてください。
【主な変更点をまとめました!】
タイトルが「次亜塩素酸水を使ってモノのウイルス対策をする場合の使用方法」に変更されました(以前は「注意事項」でしたが、改訂版は「使用方法」になりました)。
「十分な量の次亜塩素酸水で表面をヒタヒタに濡らす」「アルコールのように少量をかけるだけでは効きません」の表記が削除され、「拭く対象物に対して十分な量を使用すること」「用法・用量を守りましょう」の表記に変更されました。
「少し時間をおき(20秒以上)」の表記が削除されました。
「人が吸入しないように注意してください。人がいる場所で空間噴霧すると吸入する恐れがあります」表記が削除され、「眼や皮膚についたり、飲み込んだりしないよう注意してください」の表記に変更されました。
新型コロナウイルスの感染拡大に対する対策ツールとして、次亜塩素酸水は大きな注目を浴びましたが、その効力については慎重な表現が目立っていました。しかし、今回の改訂は次亜塩素酸水の効力に、より安心感を持ってもらえたのだと思います。
年の瀬が近づき、忘年会などの行事も増えてくるかと思います。正しい衛生知識を付けて感染対策を行ってもらえると嬉しいです。
最後まで読んできただきありがとうございました。
月刊フードケミカル 副編集長 立石亘
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